2017年06月26日

分析機器業界の傾向

弊社ではいくつかの分析機器メーカー様と以前からお付き合いさせていただいております。
ここ最近、お客様から翻訳依頼をいただく機会が増え続けている現状です。

そこで今回は分析機器産業の背景に迫ってみようと思います。

分析機器の製造シェアは、今も昔も変わらずアメリカが群を抜いて1位です。
10年前まではアメリカに次いでEUと日本、この三者で市場のほぼ全てを独占していました。製造した分析機器を輸出するのも、自国にない製品を輸入するのも大体がこの三者間でまかなわれる状態です。

当時の日本の分析機器産業の特徴として、国内メーカーが製造したものの多くは国内向けに出荷されるということがありました。
これは国内の研究開発機関の要望に合わせて日本のメーカーが機器を製造し、必要としていた国内機関に卸す流れがあったからです。
日本の研究機関からすると、国内メーカーの方がコミュニケーションも取りやすく、アフターケアも充実してそうといった安心感もあったのだろうと考えられます。
そのため、カタログなどの更新やローカライズの必要はあまり発生しませんでした。

ところが5年ほど前から、分析機器の市場は上述した三者から新興国を含む大きな輪へと急激に変化しています。
昨年秋、日本を代表する機器メーカーの島津製作所がインドの大手メーカーと手を組み新興国での販路を拡大したことは業界でも大きな話題となりました。
日本に限らず世界中の分析機器メーカーが新たなニーズに応えるため、早急に市場を拡大しています。

こういった背景があり、分析機器のローカリゼーションは今後より一層活発化することが考えられます。

分析機器というと、研究開発に携われている方、または医療現場で実際に操作をされている方でないとなかなか馴染みがないものですが、弊社では展示会で実機を確認したり、講習会参加で勉強したりと随時社員教育を行っています。
また実作業経験者に翻訳を依頼することも可能です。

現在ご依頼いただいているお客様からは販促用のカタログ、技術者向けマニュアル、Webページの翻訳や製品スペックシートなど多岐にわたる文書をご発注いただいております。

ローカライズでお困りの方は分析機器翻訳の実績を積んだ弊社まで、是非一度お問い合わせください!
posted by ヒューマンサイエンス at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界動向