2015年03月31日

米国女優の手術報道

3月24日付けのニューヨーク・タイムズ紙によりますと、米国の女優アンジェリーナ・ジョリーさん(39)が、先週、卵巣と卵管の摘出手術を受けたことを明らかにしました。母親をがんで亡くし自身の遺伝子変異も見つかっていたことから、予防措置として決めたということです。

ジョリーさんは2013年、遺伝子検査で乳がんのリスクを高める変異が見つかり、発症の確率が推計87%と告げられたため、両乳房の切除・再建手術を受けています。今回の手術と合わせて、遺伝子医療をめぐる論議に新たな一石を投じることになります。

ジョリーさんは2013年当時、卵巣がんになる確率も同50%と医師から説明されていました。最近の検査で大きな異常は見つからなかったものの、体内における炎症の度合いを示す数値が上昇し、母親が49歳の時に卵巣がんと診断されたこともあり、将来のリスクを考慮して卵巣摘出に踏み切ったようです。

投薬や手術などさまざまな治療選択の十分な説明を受けた上で、自分にとって何が最適かを選ぶインフォームド・チョイスがされたことの重要な例になったと思いました。

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2015年03月24日

麻しんと風しんに関するガイドライン

麻しんと風しんに関するガイドライン

3月10日に、国立感染症研究所は「都道府県における麻しん風しん対策会議等に
関するガイドライン」と 「自治体における風しん発生時対応ガイドライン」を 作成し、公表しました。

「都道府県における麻しん風しん対策会議等に関するガイドライン」は、従来 行われていた都道府県における麻しん対策会議等ガイドラインに風しんを追加 したもので、風しんの特定感染症予防指針に規定されている、都道府県におけ る麻しん・風しん対策の会議の活動内容や役割等を示したものになります。

「自治体における風しん発生時対応ガイドライン」は、風しんが流行した際に 、自治体が感染拡大の防止を目的に感染経路の把握等の調査を迅速に実施する ための手順等を示したものです。

妊娠初期の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんが先天性風しん症 候群になる確率が妊娠1か月で50%以上と非常に高いので、感染力の強い風しん の症状や原因を理解して、風しんの予防につとめたいと思いました。

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2015年03月17日

がん診断

3月11日付の米科学誌プロスワンに、がんの有無を1滴の尿から高い精度で判別することに成功した九州大などの研究チームによる論文が掲載されました。体長1ミリほどの線虫を使うもので、早期のがんも発見でき、実用化されれば簡単で安くがん診断が可能になるものです。

がん患者の呼気や尿には特有のにおいがあることが知られており、「がん探知犬」を使った診断手法が研究されています。しかし探知犬は育成に時間がかかり、実際の普及には課題が多い状況です。

このたび実験動物として使われたのは線虫C.エレガンスで、犬と同程度の嗅覚受容体を持ち、好きなにおいに集まり、嫌いなにおいから逃げる習性(走性行動)があります。この線虫が、がん細胞のにおいを好むことが分かったため、その習性を活用するというものです。

がんの早期発見により、早期治癒が行われ、QOL が向上することを期待しています。

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